多分半分くらいの人は同じ形で仕事をしていることはできないでしょう。
それはAIによって私達の仕事は奪われるからです。
AIの発達によって、これから10~20年で私たちの現在の仕事の49%がAIやロボットに奪われるという野村総研の試算があります。
あ、どうも、かずたろです。
このような日が来た時に備え、僕はブログを始めました。一見AIとブログは関係ないと思うかもしれません。
しかし、そんなことはありません。なぜなら、AIに仕事を奪われる時代に向けて僕たちがすべきことは「AIにできないことを身につける」ことです。
その実現にブログ運営は効果があります。
理由をこれから説明していきます。
読んでもらえたら、今ブログ運営することの価値が理解できると思います。
AIが「出来ること」「出来ないこと」
繰り返しになりますが、AI時代を生き抜く上で今すべきことは「AIを知って、AIにできないことを身につける」です。
AIにできないことを僕たちが仕事にできているのなら、AIにそれを奪われることはないからです。
AIの現状について
近年、「AIがチェスや将棋などのチャンピオンを破った」など、AIの偉業をたたえるようなニュースが多くあります。
その業界のチャンピオンに勝つくらいなのだから、もう人間の知能はAIに勝つことが出来ないのではないか。そう思えるほど、近年のAIの進歩は凄まじいです。
こういったニュースを見ると今後、人間に代わりAIが世界を支配する時代が本当に来るのではないかと思ってしまいます。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
AIは人間に勝る能力を発揮できるが、人間に代替はしない
AIを利用すれば、おそらく多くの人の問題や悩みの解決策を瞬時に提示できるようになります。
例えば、
などこういった課題の最適解は提示できるでしょう。
しかし、AIは「生活をもっと豊かにするにはどうすればいい?」といったような、よりファジーな問題になると対応できないと考えられています。
なぜなら、現状のAIには人間の知性が実現できていないからです。
人間はその知性によって、次のことをしています。
現状のAIはこれらの理性を人間のレベルで実現することはできていません。データ処理速度などの分野で、よほどの技術革新がなければ、しばらく実現不可能だと考えられています。
今のところ、多くの人がイメージしているような映画や漫画の世界のようなAIの実現は難しく、万能ではないと考えられているのが実情です。
AIはどのように人間の仕事を奪うのか
上記のように現状のAIは人間をそのまま代替するものではありません。
しかし、人間の仕事をはるかに高い精度で代替します。
どのように人間の仕事を奪うのかを考えるために再度、上で挙げた理性の4つの要素を思い出します。
AIを作る上で、AIが苦手とする、①と②については人間が設定します。
そして、③と④についてはネットやデータベースの膨大な情報を人間にはできないスピードで情報処理することで補完します。
このようにして、理性の4要素を補完し、AIはあたかも自分で答えを導き出したかのように提示します。
しかし、これはあくまで人間が、限られた用途に絞った上で、上記の①や②を専用に設定することで初めて実現するものです。
つまり、人間が的確な設定をすることで、AIは非常に限られた範囲の事象に対してのみ答えを出すことができます。
こうして言葉にしてみると、大きな問題ではないように思えるかもしれませんが、自分の仕事を再度考えたとき、理性の4要素をフルに使用する仕事はありますか?
決められたルールに則って作業をするだけという仕事は意外に多いと思います。
もちろん、筆者の仕事も同様です。
AIはこのようにして、人間の仕事の各セッションを代替していきます。
徐々にではありますが確実に人間の仕事を奪っていきます。事実、メガバンクなどで採用を大きく減らしたりという流れは出てきています。
AIに「できないこと」はなにか
AIが活躍するこれからの時代に生き残るために必要な能力はなにか?それは大きくは次の2つだと考えられます。
基本的にひとつのAIは非常に限られた範囲の事象に対してのみ答えを出すことができます。
また、それを複数組み合わせることによってその範囲を広げることは可能ですが、それには結局膨大な労力とコストがかかります。
つまり、複数の要素を組み合わせて新しい答えを生み出したり、問題や課題を自ら見つけ出し、解決策を導き出せる能力がこれからの時代に求められる能力になるでしょう。
AIが持てない知性とブログ
自分や他人の問題をみつけ、解決する方法を導き出す。そして相手に伝わるよう考えながら発信する。これはブログ記事を作るうえで多くの場合、必要とされる能力です。
日々感じたことを記録する日記ブログでなければ、ほとんどが誰かの不便や問題を解決することを目的としています。
読む人は問題を解決してくれることを期待してそのブログにたどり着きます。
読んでもらえる記事にするために、より良い提案ができる記事を「知性」を使って作ります。
つまり、ブログ運営をする・記事を作るということは、AIが体現できない「知性」をフルに活用する作業ということにつながります。
ブログ等で発信を続けることでどうなるか
僕にとってはブログですが、YouTubeなどでも同じだと思います。
これらで求められることは「課題の発見→解決→ほかの人間にむけて発信」です。
それはつまり、AIにない能力の向上につながります。
ブログ運営を通してAIに打ち勝つ能力を育てるということになります。
また、僕は、ブログ運営の中で、「自分の手でデザインをしてみる」こともしています。
デザインもAIが苦手な分野だからです。
例えば、僕の記事のこのアイキャッチは自分で作成しています。
事実コピーライターなどの「ライター系」や「グラフィックデザイナー」などはAIに奪われにくい仕事に入っています。
このようにブログ運営に対し多くのことを自分の手でコツコツと作り上げていく作業は、近い将来必ず訪れる「AI時代」にあっても、仕事を失わない人生を実現するために、今の私たちが真剣に取り組むべきことのひとつだと言えます。
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