「本当に頭がいい人の思考習慣100」レビュー
総合評価&要点
「本当に頭がいい人の思考習慣100」 総評
本書では、「頭がいい人=正しくインプットとアウトプットができる人」と定義されています。
僕が学生だった時代は、多くの情報をインプットできて、そのままアウトプットするだけでした。
しかし、さらに情報過多になった現代では、学生でも社会人でも、次のことが求められます。
- バラバラかつ大量の情報をインプット
- 自分の中で整理し、つながった(使える)情報としてアウトプット
「正しくインプットとアウトプットができるかどうか」とは、情報をうまく「整理」出来るかどうか。
頭がいい人は情報を受取り、うまく整理して発信するので、人間関係やコミュニケーションをスムーズにします。
相手に、無駄な時間をかけさせたり、無駄な思考を必要とさせないので、頭がいい人は周りをハッピーにする。
この本は、そんな頭がいい人が身につけている、100の思考習慣を解説してくれています。
1つの習慣を見開き2ページでまとめて説明してくれているので、サクサク読めました。
「本当に頭がいい人の思考習慣100」 要点
①頭がいい人はどのように考えるか
この章では、次のような観点から思考習慣の必要性を述べています。
- 現代社会に求められる「頭のよさ」とは何か
- 頭を良くするために実践すべきことは何か
- 天才たちが創造性を生み出すためにしていた習慣
【要約】
現代社会が求める「頭のよさ」とは「時代が自分に求めているものは何なのか」を考える思考力を持っていということです。
頭を良くするために実践すべきことは次のふたつ。
「自分の行動に意味を持たせること」
「情報に優先順位をつける力を磨くこと」
そして、天才達はルーティンを大切にすることで、無駄な思考へのエネルギー漏電を減らしていました。
これによって、彼らは創造性を生み出していたのです。
②情報を整理するための思考習慣
ここからは様々なケースで使える思考習慣に分けて解説されています。
その中で僕が気になったふたつの思考習慣について紹介します。
ひとつめは、情報を「整理」するための思考習慣です。
【要約】
・キーワードを3つ選び1分間で説明する
・難しい問題は小分けにして考える
・バラバラの情報は「問い」を立てて一本の筋を通す
この章では上記のような、アウトプットに至るまでの情報整理に役立つ22の思考習慣が紹介されています。
③会話を知的にするための思考習慣
この章では、アウトプットとして会話を知的にする18の思考習慣が説明されています。
僕が特に気になった習慣は次の3つです。
- 話は要約して聴き、そのうえで広げる
- 他人の苦労と工夫に着目する
- ひとつの具体例を挙げて説明をし尽くす
特に【1.】は会話をするうえで常に心掛けたいと思える習慣です。
常に要約をするつもりで話を聞くことで、インプットの効率が上がります。
さらに「つまりこういうことですね」と実際に要約することで、自分の理解を確認できる。
そして時には「ということは、こういうことにもつながりますね」と新たな意味を付け加えることで頭がいい人と評価されるようになります。
「本当に頭がいい人の思考習慣100」 ここが良かった
「頭がいい」という、あいまいな概念を明確にし、そのために必要な習慣を具体的に紹介している。
ひとつひとつがコンパクトにまとめられ読みやすく、生活に取り入れやすい。
「本当に頭がいい人の思考習慣100」はこんな人におすすめ
「何か情報発信をしたい人・している人」
「コミュニケーションがうまくなりたい人」
「頭がいいとは生まれつきだと思い込んでいる人」
情報のインプットからアウトプットまでの流れで必要な思考法が、わかりやすく説明されています。
「頭がいい」は生まれつきなどではなく、紹介されている習慣を身に着けることで誰でも「頭がいい」と評価される人間になれます。
この本を読んで、思考習慣を日々の生活に取り入れることで「頭がいい人」を目指しましょう。
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