子供のプログラミングは何歳からでもOK!と言い切れる、子育てパパが思う大切なたったひとつのこと。

家庭にイイこと

子供のプログラミング学習は何歳から始めるべき?

 

みなさんのお子さんは「プログラミングしてみたい!」とか言ってませんか?

現在うちには5歳と7歳のこどもがいます。

上の子(長男)がプログラミングに興味を持ち、スクールに通って勉強したいとのこと。

ですが、長男はまだ7歳の小学2年生です。

まだローマ字も十分わからない。もちろんキーボードでの入力もしたことがありません

プログラミングについてあまり詳しくない僕(パパ)にとって、プログラミングとは、キーボードで英語をカタカタ打ち込んでシステムやゲームを作るというものです。

本当に長男がプログラミング学習を続けられて、身についていくのか。馬鹿にはならない授業料を支払って始める価値があるのか、気になったので、自分なりに調べたり考えたり、実際に体験してみての結論をまとめたいと思います。

今、こどものプログラミング学習を始めるタイミングについて、悩んでいる方に参考にしていただけたらと思います。

 

子供はプログラミングを何歳からでも始められる。そして、きっと将来役立つものになる

結論として、プログラミングは何歳からでも始められます。

そして、そこから学んだり身につく能力は将来役に立つものになります。

 

じゃぁ、どんな能力が身につくの?

僕が「プログラミング学習で身につく能力」で特にこどもに手に入れてほしいのは

【複雑な物事を分解して順序だてて考える能力】です。

 

複雑化した現代。こどもたちが生きる未来はもっと速いスピードで複雑化していくことでしょう。

そんな複雑な時代に生きるこどもたちの強い武器になってくれるのはこの【複雑な物事を分解して順序だてて考える能力】だと思います。

実際、学校でプログラミング的思考を育てる教育が取り入れられ始めたのもこうした背景があります。

 

プログラミングはこどもの思考能力に良い効果があるので、お子さんがプログラミングに興味を持った時にぜひ始めさせてあげてほしいと思います。

興味の熱が冷えてから始めては続かないですもんね。

 

最近はプログラミング学習できるスクールやアプリなどもたくさんあります。なのでその子に合った学習スタイルを選ぶことができるようになってきています。

また、後でも述べる「プログラミング学習の目的」を考えると、『ローマ字を覚えてから』とか『タイピングが出来ないし』などの不安は関係なく、小学校低学年でも、何歳でもプログラミング学習を始めることができると思います。

パパとして親目線でみても、このプログラミング学習から将来きっと役に立つ能力を育てることができると感じています。

 

子供のプログラミング学習が何歳からでもOKと思う理由

皆さんは、何を願って自分のこどもにプログラミング学習させますか?

「将来プログラマーとして活躍してほしい」から?

たぶん、多くの方はプログラマーとしての英才教育として・・・なんてことは考えていないと思います。少なくとも僕は、一切考えていません。先に述べたような【複雑な物事を分解して順序だてて考える能力】を学び取ってほしいからです。

では、小学校での指導にプログラミングが義務化されるなど、現在のこどもたちは、なぜプログラミングを学ぶことを求められるのでしょうか。

よーく考えてみると、親であるあなたが、子どもの「プログラミングを学んでみたい」という熱意に答えてあげようかなと少しでも思っているのは「プログラマーになって手に職をつけてほしい」からではないと思います。

 

こどものプログラミング学習が何歳からでもOKと言える理由は、こどもがプログラミングを学習する目的にあります。

実際に政府がプログラミングについての教育を進める直接的な目的としては下記の2つがあるとされています。

①「プログラミング的思考」を育む

※プログラミング的思考=自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力。これを「抽象化・分解・順序立て・分析・一般化」といった思考能力を用いて実現する。

 

②プログラムの「働き」や「良さ」、情報社会を支えるコンピュータ等の情報技術を知る

プログラムの意味、みんなが生きる現在の情報社会がコンピュータ等の情報技術によって支えられていることなどに気付くことができるようにするとともに、コンピュータ等を上手に活用して身近な問題を解決したり、よりよい社会を築いたりしようとする態度を育む。

 

現代やこれからの社会の中では、あらゆる活動で、コンピュータなどの情報機器やサービスとそれによってもたらされる情報とを適切に選択・活用して問題を解決していくことが不可欠になります。

 

難しいことをいろいろ書いてきたけど、要するに・・・

 

そんなこれからの社会を生きる子供たちに、コンピュータや科学技術が「なんかわからんけど便利なもの」としてではなく、主体的に自分の活動目的達成のためのツールとして使いこなせる人間になってほしい。

ということだと僕は思います。

 

こういったことが目的であり、「プログラミングでアプリが開発できる」や「タイピングスキルの向上」はプログラミング学習の”一番”の目的ではない以上、何歳からでもプログラミング学習は始められます。

実際にうちの長男小学2年生はローマ字もよくわからず、タイピングなんかも全くできないまま、課題となったゲームの動きを自分のプログラムで表現しています。

そして、今はその子の年齢に合わせた学習方法があります。その子にあった学習方法を選んであげればプログラミング学習を始めるのに早すぎるなんてことはないと思います。

 

子供のプログラミング学習は何歳でも大丈夫。わが家(小学生低学年)の場合。

わが家では(執筆時現在)プログラミング学習をオンラインスクールで始めてから2か月が経ちました。

小学校低学年でもプログラミング学習は早すぎることはないと思う理由として、先にも少し触れた我が家の現状を紹介します。

・わが家での学習頻度は1週間に2日程度30分くらい
・ゲーム感覚で学習できるので現状飽きることはない
・週に1回の先生とのオンライン面談で自分の学習進捗を確認出来て楽しそう。(つまづいたところも丁寧に教えてくれるので、わからないままになることがない)
・年に2回のオリジナルゲーム開発が楽しみすぎるらしい

わが家では上記のようなスケジュールで学習を進めていて、本人的にもちょうどいい様子です。また、オンライン面談の際に子供自身が次までの課題を決めるので、わが家ではかなり自主的に学習を進めてくれています。

そして直近のオンライン面談ですごく驚いたことがありました。

いつも恥ずかしそうに、もじもじしていた息子が、「このプログラムを使えばこんなことも出来そう!」とか「わかった!こうすればいいんだ!」など、習ってないことも積極的に考え、自分でプログラムを生み出していました。

少しずつ「プログラミング的思考」ができるようになって、自信につながったり、楽しいと思えたりできるようになってきたみたいです。

親にとって、なんとも嬉しい瞬間でした。

このように、ローマ字もわからない。タイピングもできない。マウスも触ったことがない息子でも、大いにプログラミングを楽しみ、学習できています。

 

プログラミング習得が一番の目的じゃないから何歳からでもOK

今回の内容をまとめてみると、たったひとつだけ・・・

 

プログラミング学習って、ゴリゴリ難しい英文を書いてプログラマーになるのが目的じゃないので何歳からでも初められる」

 

・こどもがプログラミング学習に取り組む一番の目的はプログラマーになることじゃない。

・プログラミングから学んでほしいものは「物事を分解して論理だてて考える思考力」や「これからの情報社会で技術を自分に役立てるリテラシー」。

これを実現するのに、年齢やキーボードタイピングができないことは関係ありません。

だって、「何歳でもできる。」「タイピングができなくてもできる。」そんなキッズプログラミングスクールが今はたくさんあるから。

 

そう考えると、プログラミング学習は怖くない!

是非、たくさんのお母さん、お父さんに勇気をもってこどもにプログラミング学習を始めさせてあげてほしいです。

 

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